うなぎ料理専門店 (有)うな源 倒産なぜ?




 

 

うなぎ料理専門店 (有)うな源 倒産なぜ?

 

奈良県大和高田市にあるうなぎ料理専門店(有)うな源が、2022年2月8日までに破産申請を弁護士に一任しました。

うな源は、「産地偽装」が明るみとなり、2022年1月下旬から各店舗を閉店・休業していましたが、信用も失墜し、事業再開の目処が立たず、破産申請となりました。

 

 

 

 

うなぎ料理専門店(有)うな源

 

うなぎ料理専門店(有)うな源は、1967年に創業しました。

(有)うな源は、持ち帰り・弁当なども展開し、大和高田市の「大和高田本店」の他、「近鉄百貨店奈良店」、「あべのハルカス店」、「近鉄大和西大寺駅ナカ店」を順次出店し、2021年4月には、「橿原店」を近鉄百貨店橿原店内にオープンさせていました。

 

 

 

うなぎ加工品の「産地偽装」が発覚!?

 

(有)うな源の販売したうなぎ加工品について不適正表示の匿名情報があり、2020年11月から2022年1月25日までの間、近畿農政局により、食品表示法に基づく立入検査が行われていました。

立入検査の結果、近畿農政局は2022年1月31日、(有)うな源がうなぎ加工品の原材料の中国産うなぎを「国産」として産地の異なる表示をし、少なくとも2020年4月1日から2020年11月30日の間に15万8873個販売したと発表しました。

(有)うな源は再発防止対策実施等の指示処分を受けるとともに、「産地偽装」が明るみとなりました。