みんなでつくる党 倒産なぜ?
東京都千代田区にある政党「みんなでつくる党」は債権者から東京地裁に破産を申し立てられ2024年3月14日、破産開始決定を受けました。
なお、1989年以降で政党の倒産はゼロ。
負債総額は、債権者約300名に対し約11億円。
みんなでつくる党
2013年6月17日、元NHK職員の立花孝志氏により「NHK受信料不払い党」の名称で設立。
2013年7月23日、「NHKから国民を守る党」
2020年12月21日、「NHKから自国民を守る党」
2021年2月5日、「NHK受信料を支払わない方法を教える党」
2021年5月17日、「古い政党から国民を守る党」
2021年6月28日、「嵐の党」
2021年7月21日、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」
2022年1月20日、「NHK受信料を支払わない国民を守る党」
2022年4月25日、「NHK党」
2023年3月8日、「政治家女子48党」
と名称変更をし、
2023年11月6日に「みんなでつくる党」ni
。
2023年3月8日には、党所属で参議院議員だったガーシー(東谷義和)氏が国会へ登院しなかったことを受け、前代表の立花孝志氏が党首を辞任する事態が発生し、新党首として大津綾香氏が就任し、「政治家女子48党」へ名称を変更しています。
しかし、立花氏が2023年4月、SNSで「債権者保護の為に、債権者333名(約総額10.5億円)を集めて、裁判する」と明らかにし、政治家女子48党とのトラブルが表面化しました。
債権者側は2023年9月22日、千葉地裁に民事再生法の適用を申し立てたとし、その後取り下げたと公表していました。
こうしたなか、2023年11月6日に「みんなでつくる党」に変更。
2024年1月には、2024年度の政党交付金を受ける資格を喪失したことを発表しましたた。
また、同月には債権者が東京地裁に破産を申し立てたと公表するなど混乱が続いていました。
東京商工リサーチによると、前代表の立花孝志氏は3月14日、「まずは良かった。大津氏が代表を自ら辞任すれば、全額弁済できる可能性も十分ある」とコメントしたということです。
3月14日、大津代表は党のホームページで、「本党としては、このような決定を不服として、速やかに抗告する」と表明しました。
みんなでつくる党はさまざまな妨害、脅迫行為を受けながらも、前代表者の不正を追及し、闘ってきました。… pic.twitter.com/usW5hvj6v8
— おおつあやか(大津綾香) (@ayaka_otsu) March 14, 2024
大津綾香が代表者のみんなでつくる党は裁判所によって、破産者になりました。
大津綾香個人や大津綾香を支援した人達にも責任とってもらうので、これまで大津綾香を支援した人は覚悟しておいて下さい。
もちろん私自身も前代表者として誠心誠意対応して参ります! pic.twitter.com/UjQ1WM98zR— 立花孝志【NHK党 党首】 元参議院議員 (@tachibanat) March 14, 2024