イトーヨーカ堂 14店閉店なぜ?
セブン&アイ・ホールディングスは2023年3月9日、傘下の総合スーパー「イトーヨーカ堂」の事業構造改革を発表しました。
「従前の事業構造改革における店舗閉鎖に加え、追加的に14店舗の閉鎖を意思決定しました」と発表。
地方店を中心に新たに14店舗を閉店し、2026年2月末に93店舗とする予定です。
現在の店舗数は125店舗。
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北海道、東北から撤退を発表!
また、自社が運営する衣料品事業から完全撤退し、食品事業に注力するそうです。
イトーヨーカドーは、大正時代の衣料品店から発展しました。
戦後は高度成長期に急拡大し、2015年には180店舗程度まで増やしました。
しかし、店舗の老朽化や競争激化で50店舗近くを閉店しました。
現在の店舗数は125店舗なので、3年間で30店舗以上の閉店となります。
ピーク時の半数の店舗になってしまいます。
イトーヨーカドーは、衣料品店から始まり衣料品などを扱う総合スーパーとなったのですが、アパレル事業からの完全撤退も発表しています。
セブン&アイ・ホールディングスは、2022年にデパート事業のそごう・西武を投資ファンドへ売却すると発表しています。
そして、セブン&アイ・ホールディングスは「コンビニ事業に集中し、食を中心としたグループに成長する」としています。
イトーヨーカドーに限らず、スーパーがどんどん閉店していますね。
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