ストッキングのアツギ 国内生産終了 2工場閉鎖 なぜ?

ストッキング大手、アツギは子会社アツギ東北の生産業務を5月末に終了し、青森県むつ市と盛岡市にある2工場を閉鎖すると発表しました。
青森県むつ市と盛岡市に工場を置くアツギ東北の生産業務を終了し、中国工場に移管すると発表しました。
500人以上を雇用するむつ事業所と、盛岡工場の従業員合わせて約610人は事実上の解雇となります。
子会社アツギ東北の生産業務をは5月31日に終了予定しています。
アツギ東北の工場は、すべて閉鎖となってしまいます。
新型コロナウイルス禍による在宅勤務や外出自粛の広がりによってストッキング需要が低迷したことが影響したそうです。
2020年から希望退職者を募集していました
アツギ東北は、2020年にはパート従業員を中心に従業員約1000人のうち約330人の希望退職を募り、2021年3月には青森県の野辺地工場を閉鎖していました。
青森県むつ市長は?
「このことに衝撃を受けていますしたいへんショックを受けています 私たちむつ市としては最後まで皆さんに寄り添って今後の方向性について考えていきたいと思いますので」お言っています。
工場の閉鎖で、雇用がなくなり、過疎化や税収の問題など大きいです。
全国各地で、増えてきていますね。
アツギ東北株式会社むつ事業所
所在地:青森県 むつ市 下北町19-5
アツギ東北株式会社 跡地は?
アツギ東北跡地に石川の繊維メーカー「シモムラ」
ストッキング・タイツメーカー「アツギ」の子会社「アツギ東北」跡地に繊維メーカー「シモムラ」(石川県小松市)が入居する方針だとむつ市が明らかにしました。
「シモムラ」は「アツギ東北」を離職する約60人を2022年6月1日から新たに雇用。
アツギが残す施設、設備を利用して、衣料品などの糸を製造するそうです。