パチンコ・スロット シンセー八億 全店閉店なぜ?




 

 

シンセー八億 全店閉店なぜ?

 

神奈川県にあるパチンコ・スロットの「シンセー八億」が、2022年8月31日全店閉店しました。

パチンコ・スロットの「シンセー八億」の運営会社(株)新清が、2022年8月31日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任しました。

 

 自己破産を申請する見込みです。

なお、シンセー八億に貯玉、貯メダルを有していた会員に対しては、補償等の検討中だということです。

 




 

 

シンセー八億 厚木店

 

所在地:〒243-0206 神奈川県厚木市下川入17-1

 

 

 

 

シンセー八億 平塚店

 

所在地:〒254-0014 神奈川県平塚市四之宮2丁目4-16 シンセー八億

 

 

 

 

シンセー八億 南足柄店

 

所在地:〒250-0122 神奈川県南足柄市飯沢43-1

 

 

 




 

 

 

(株)新清 自己破産申請へ

 

(株)新清は、1973年(昭和48年)8月に設立しました。

 

当初はスーパーストアを運営していましたが、競合が激しかったことから事業継続を断念し、1992年に別法人に買収される形で事業内容もパチンコ店経営に転換しました。

その後、「シンセー八億」の屋号で厚木店(パチンコ専門店とスロット専門店の2店舗)、平塚店、南足柄店の計4店舗を開設しました。

各店とも大型駐車場を備えた郊外型店舗で、2004年8月期は年収入高約225億100万円を計上していました。

 

しかしその後は、パチスロ5号機問題や景気低迷による客単価の低下などで減収傾向に歯止めがかからず、2010年8月期は年収入高約94億6000万円と、100億円を下回っていました。

近年においても競合店の出店や出玉規制、若年層のパチンコ離れなどで業績はさらに減収傾向を余儀なくされ、2019年8月期は年収入高約28億円にダウンしました。

さらに新型コロナ感染拡大による来店客減少から、2021年8月期の年収入高は約23億円にとどまっていました。

業績回復が困難な状態となるなか、今年8月後半には店舗を休業し、2022年8月31日に事業停止となりました。

 

負債は約10億円ですが、変動の可能性あり。

 




 

 

シンセー八億に限らず、2022年もパチンコ店の閉店ラッシュが続いています。

 

神奈川県内のパチンコの閉店も多いですね。

2022年8月は、お盆以降の閉店が多かったですね。

2020年8月30日には、パチンコアサヒグループを運営する旭金属熱錬(株)が破産手続きをしています。

まだまだ、パチンコの倒産や閉店が続きそうです。

 

 




 

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