ペット保険業「ペッツベスト少額短期保険」 倒産なぜ?




 

 

ペット保険業「ペッツベスト少額短期保険」 倒産なぜ?

 

東京都千代田区にあるペット保険業の「ペッツベスト少額短期保険株式会社」は、2023年3月23日付で東京地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。

 

負債総額は約4億円の見通し。

なお、既契約はすべて「アフラックペット少額短期保険」へ移管済みのため、契約者において破産手続の影響はないそうです。

 

 

 

 

 

ペッツベスト少額短期保険株式会社

 

2006年に設立。

 

犬猫専門のペットの医療・傷害保険を手掛けていましたが、保険金支払いの増加で業績が悪化すると、2022年6月には保険金支払い遅延を理由として、関東財務局から業務停止命令を受けるなど信用が失墜しました。

 

その後、2022年9月には関東財務局より保険管理命令を受け、保険管理人が選任され事後処理を進めるなか、「アフラック生命保険」をスポンサーに選定し事業を移管しました。

ペッツベスト少額短期保険株式会社は破産手続を申請し今回の措置となりました。