ラジオ放送「i-dio」の大阪マルチメディア放送が特別清算
大阪府大阪市にあるラジオ放送「i-dio」運営の「大阪マルチメディア放送株式会社」は、2022年9月26日付で大阪地方裁判所より特別清算の開始決定を受けました。
大阪マルチメディア放送株式会社
2009年に設立の関西地区の認定基幹放送事業者。
エフエム東京などが中心となり展開したラジオ放送サービス「i-dio」の近畿エリアにおける番組編成を手掛けたほか、防災情報配信システム「Vアラート」事業を展開していました。
i-dio(アイディオ)は、2016年から東京や大阪など大都市で本放送を開始しました。
2020年までに日本全国で放送番組を提供する予定でしたが、2019年10月に中心となって進めてきたエフエム東京(TOKYO FM)が撤退を発表し、2020年3月31日をもって終了しました。
大阪マルチメディア放送株式会社は、Vアラート事業のみ継続していましたが、2022年4月1日付で基幹放送を廃止し、2022年6月30日をもって解散を決議していました。
負債総額は約8500万円の見通しです。