不動産業 (株)セントラルシティ 倒産




 

不動産業 (株)セントラルシティ 倒産

 

兵庫県神戸市にある不動産業の(株)セントラルシティは、2022年10月31日、神戸地裁より破産開始決定を受けました。

 

 

負債総額は約55億円

 

 

 

(株)セントラルシティ

 

1958年に「大和不動産株式会社」として設立。

1984年に「竹内大和不動産株式会社」

1997年に「株式会社大昭和」

2010年に「(株)セントラルシティ」

 

神戸市内を主な営業エリアとする不動産業者。

オフィスビルやマンションなどを取得し、リノベーションによる不動産価値の向上や土地の有効活用を提案していました。

 

近年は神戸市内でビジネスホテルを経営するほか、大阪や京都、東京にも拠点を開設していました。

一時は年商200億円を誇った不動産業者。

 

しかし、借入負担が収益を圧迫し、窮屈な資金運営を余儀なくされていたことなどから、所有する収益物件の売却を進めていました。

 

こうしたなか、2020年以降は「新型コロナウイルス」感染拡大の影響もあり、事業計画に狂いが生じ、2021年9月に事業を停止し、事後処理を進めていました。