滋賀の不動産業「大倉産業株式会社」倒産
滋賀県大津市にある不動産業の「大倉産業株式会社」は、2023年1月18日付で大津地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。
負債は金融債務を中心に債権者約4名に対し約59億円。
大倉産業株式会社
1959年に創業。
1964年12月に法人改組した宅地開発業者。
大津市内を中心として宅地開発を主力に事業を展開するほか、建築工事や不動産賃貸も手掛けていました。
しかし、バブル崩壊による不動産市況の悪化で多額の債務を抱えると、1998年4月には元代表が死去し事実上休業状態となったうえ、債権者から大津地裁へ破産を申し立てられ、2000年7月3日に同地裁より破産宣告を受けました。
その後も事業を再開することはなかったが、未処理となっていた不動産の存在が判明。
同不動産について清算人が選任され、不動産の売却が行われたが、依然として大幅な債務超過であったため、2023年1月18日に同地裁より2度目の破産手続き開始決定を受けました。