1通のメールで、突然の「閉院のお知らせ」
加藤産婦人科医院 閉院なぜ?
(医)社団加藤産婦人科医院が運営する東京都荒川区にある「加藤産婦人科医院」が、2023年5月8日を以て閉院した旨をホームページに掲載しました。
加藤産婦人科医院は、病床数15床の産婦人科専門の診療所で、地元では相応の知名度を有している。地域密着型の展開を強みにしていました。
2023年5月9日に通院する妊婦さんに「閉院のお知らせ 当院は5月8日をもちまして閉院いたしました。通院いただいておりました患者さまには大変ご迷惑とご不安をおかけいたします」というメールが届いたそうです。
1通のメールで、突然の閉院が知らされたのです。
加藤産婦人科医院のHPには、「閉院のお知らせ」のページだけになっています。
※5月12日に「お問い合わせフォーム」が追加されました。
医院は、分娩の予約をしている人には転院のための紹介状を出すとしていますが、管轄する荒川区の保健所も、医院と連絡が取れず、区は急きょホームページに相談先などを知らせる対応をとっているそうです。
病院に電話してもガイダンスが流れるだけ、病院には貼り紙があるだけ・・・
2023年5月3日に突然、医院のSNSで6日の外来診療を休診することを告知。
さらに、6日には8日も休診する旨のお知らせを掲載した。
通院の予約をしていた患者などから不安の声があがるなか、診療を再開することなく閉院となりました。
5月12日朝の時点で、医院の入口には「5月9日(火)をもちまして閉院いたしました。詳細はHPをご覧ください」との張り紙だけがあり、人影は見られなかったそうです。
院長の体調不良なのか?
なぜ突然の閉院?
いろいろな憶測がひろまっています。
なお、荒川区は5月12日までに、閉院の理由が資金繰り悪化と院長の体調不良であること、現在受診者らに他院の紹介などを行っていること、対象者には転院先での再検査費用の一部助成を検討していることなどを公表しているそうです。
くわしくはこちら↓
妊婦へのコロナワクチンの接種がはじまって、流産や死産も多くなってきているそうです。
2022年の出生数は過去最少の79万9728人で、初の80万人割れとなりました。
想定よりも8年はやい80万人割れだそうです。
産婦人科医院にとっては、ますます資金繰り悪化となりそうです。
さらに、2023年5月8日から、医療従事者の6回目のワクチン接種もはじまっています。
これから、医師の体調不良で閉院ということが起こることも多くなるかもしれませんね。
加藤産婦人科医院
2023年5月8日閉院
所在地:東京都荒川区町屋2-9-21
アクセス:東京メトロ 町屋駅から徒歩約2分