北海道のウニ加工「マルスズ鈴実水産」倒産なぜ?




 

 

北海道のウニ加工「マルスズ鈴実水産」倒産なぜ?

 

北海道根室市にある水産業の「株式会社マルスズ鈴実水産」は、2022年11月25日付で釧路地方裁判所根室支部より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。

負債総額約3000万円の見通しです。

 

 

 

株式会社マルスズ鈴実水産

 

2016年設立。

生ウニの加工・販売を主力に事業を展開していました。

 

 

 

ウニの仕入価格の高騰に伴う採算の悪化に加え、新型コロナウイルス感染症の影響による飲食店向け需要の減少で売上が落ち込んだため、資金繰りの行き詰まりから事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。

 

所在地:〒087-0037 北海道根室市穂香13番地3

 

 

 

 

 

 

北海道東部の海を襲った赤潮

 

2021年秋、北海道東部の海を襲った赤潮。

異常発生したプランクトンの影響でウニやサケが大量死するなどし、被害額は国内史上最悪となる81億円にまで膨らんだというニュースもありましたね。

スーパーからウニが消えたというニュースも。

8割ぐらいのウニが死んでしまって、通常に戻るのに5~10年かかると言われていました。