2023年4月末に、電気代の高騰で閉店した商業施設「メイプル」の運営会社の倒産情報です!
商業施設「メイプル」運営会社 倒産なぜ?
岩手県奥州市の商業施設「メイプル」を運営していた「株式会社水沢クロス開発」は、2023年5月11日付で盛岡地方裁判所水沢支部より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。
負債総額は約3億円の見通しです。
1985年に開業のメイプルは、核店舗だったスーパー「ジャスコ」の撤退により営業継続を断念し、2005年5月に一旦閉店しました。
一方、メイプルは市街地の中心施設で、地域にとって再建が不可欠との判断から、2004年に「水沢クロス開発」が設立され、民事再生法の適用を申請した旧運営会社からメイプルの事業を引き継ぎ、2006年4月に営業を再開しました。
近年は核店舗のスーパーをはじめテナントの撤退が相次いだほか、施設の老朽化に伴う維持・管理費用や電気料金の高騰による採算の悪化、新型コロナウイルス感染症の影響による客数の落ち込みで業績が悪化したため、2023年4月末をもって閉店し事後処理を進めていました。
メイプル
所在地:〒023-0801 岩手県奥州市水沢字横町2-1
アクセス:JR東北本線 水沢駅 徒歩6分
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