塩江温泉郷 行基の湯 閉店なぜ?
香川県高松市にある温浴施設「行基の湯」が、2023年5月8日(水)に閉店します。
塩江温泉の源泉を掘り当てたという名僧・行基にちなみ名付けられた立ち寄り湯です。
高松市が、塩江町で進めている塩江道の駅エリア再整備事業に伴って閉店します。
塩江道の駅エリア再整備事業では道の駅と温浴施設を複合した観光施設を新設するとともに、別棟で新たな医療施設を建設することになっており、2026年の開業を目指しているそうです。
行基の湯は、旧塩江町が2000年にオープンしました。
高松市によると、観光施設は現在の行基の湯側に、香東川を挟んで立つ道の駅しおのえを移転させ、温浴施設と一体で整備する予定。
敷地面積は約2700平方メートル。木造平屋一部鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積は約2200平方メートル。
1階が道の駅で、地域産木材を柱や床などに使用します。
2階となる温浴施設は広さ約650平方メートルで、内湯、森林を借景とした露天風呂などを配し、国が療養泉として認める源泉のかけ流しも計画しているそうです。
新たな医療施設は近くの市民病院塩江分院を移転新築します。
敷地面積は約1500平方メートル。
鉄筋コンクリート一部鉄骨2階建て、延べ床面積は約1200平方メートル。
観光、医療両施設を合わせた全体の敷地面積は約9600平方メートルで、駐車台数は既存の道の駅を含め約140台分を確保するそうです。
2024年度の着工を予定しています。
高松市は、市は「塩江温泉郷の顔にふさわしいオンリーワンの価値を持つ道の駅エリアを実現したい」としているそうです。
行基の湯
所在地:〒761-1612 香川県高松市塩江町安原上東37-1
アクセス:塩江 バス停
営業時間:9:00~21:00(受付は、20:30まで)
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)