奥矢作峡・笹戸温泉 (株)湯富屋旅館 倒産




奥矢作峡・笹戸温泉で最大の旅館「紫翠閣とうふや」経営

 愛知県にある旅館経営の(株)湯富屋旅館は、2020年9月30日に破産を申請し、同日、破産開始決定を受けました。

 (株)湯富屋旅館は、奥矢作峡・笹戸温泉で最大の旅館「紫翠閣とうふや」を運営していました。

 1938年、豆腐や生鮮食料品の行商・仕出しを目的に創業しました。

 1953年、温泉旅館の営業を開始しました。

 奥矢作峡・笹戸温泉で最大の旅館「紫翠閣とうふや」。

 1992年6月に建物を全面改装し、それが集客増につながりました。

 しかし、業績は年々低下して、全面改装費の15億円の返済が負担となっていきました。

 2006年には再生ファンドの資本注入や支援を得て、再建を図っていたましたが、支援元の変更などで方向性も定まらず、業績は一層悪化していました。

 2012年5月期には債務超過に陥っていました。

 2020年に入り、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、団体客の集客がさらに減少しました。

 資金繰りは逼迫の度合いを強め、支えきれず営業を停止して破産申請となりました。

奥矢作峡・笹戸温泉

 笹戸温泉は、愛知県豊田市笹戸町にある山間部の温泉です。

 奥矢作温泉郷の中枢を担っています。

 愛知県下では最古の湯と謳っていますが、室町時代の開湯。

 奥矢作峡と呼ばれる矢作川上流の東岸にひっそりと湧く湯治、保養向けの温泉地です。

 一帯は愛知高原国定公園に指定されており、雄大な自然が広がっています。

 矢作川では川釣りを楽しめるほか、観光用の鮎簗があります。

twitterでも話題になっています。