富山の養鶏業「床鍋養鶏」と関連2社が倒産なぜ?




 

 

富山の養鶏業「床鍋養鶏」と関連2社が倒産

 

富山県小矢部市にある養鶏業の「有限会社床鍋養鶏」と、関係会社の「株式会社トコフーズ」、「株式会社トコエッグ」の3社は、2022年9月30日までに事業を譲渡し、自己破産申請の準備に入りました。

 

ロシアによるウクライナ侵攻の影響で飼料価格が高騰で、採算が大きく悪化し資金繰りが逼迫したため、自力での事業継続は困難と判断したようです。

なお、事業は他社に譲渡され、営業が継続される見込みです。

 

 

 

有限会社床鍋養鶏

 

1950年に創業。

エサとなる飼料に魚のアラを加えるなどの工夫をして、「マリンエッグ」や「鶏のきらり」などブランド卵の生産を手掛けていました。

また、買収により販社を子会社化するなど床鍋養鶏グループを形成していました。