新潟の航空機内装品加工「エメニクス」倒産




 

新潟県の倒産情報が多いですね!

 

 

 

新潟の航空機内装品加工「株式会社エメニクス」倒産

 

 

新潟県村上市にある航空機内装品加工の「株式会社エメニクス」は、2023年1月6日付で事業を停止し、2023年1月10日付で新潟地方裁判所新発田支部より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。

 

負債総額は約2億円の見通し

 

新潟県内の新型コロナウイルス関連倒産は、2023年2件目、累計では69件目。

 

 

 




 

 

 

株式会社エメニクス

 

 

 

1986年に創業。

1995年10月に法人改組。

アルミの加工・組立・塗装・溶接を主力に事業を展開し、特に航空機用のギャレー(厨房設備)やラバトリー(化粧室)など航空機内装品の加工を長年にわたり手掛けてきました。

 

東京都内の航空機内装品の製造業者の外注業者として支給材の加工を中心に展開、2016年9月期には年売上高約1億5700万円を計上していました。

 

また、山形県内でスマートフォンの修理店を運営するほか、加工技術を活かしアクセサリーの製造・販売も手掛けていました。

 

しかし、新型コロナウイルス感染症の影響による航空機需要の落ち込みで、主力の航空機内装品加工の得意先からの受注が大幅に減少し、2022年9月期の年売上高は5000万円ていどに低下していました。

 

2022年末までに主力得意先との取り引きが解消しました。

新たな受注確保を模索したが債務超過で厳しい資金繰りが続き、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったようです。

 

所在地:新潟県村上市中浜988-7