東京・神楽坂の焼肉店経営「翔山亭」破産決定
東京都新宿区神楽坂にある高級焼肉店経営の株式会社翔山亭は、2022年11月30日付で東京地方裁判所に自己破産を申請し、破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。
債権届け出期間は12月28日まで
負債は債権者約115名に対し約6億3750万円ですが、今後変動する可能性あり。
株式会社翔山亭
2008年3月に設立。
新宿区神楽坂にて「翔山亭 神楽坂本館」の店舗名で、高級焼肉店を運営していました。
厳選した黒毛和牛を一頭買いし、安定した品質の素材をベースに焼肉と和食を融合したサービスを提供していました。
和食と焼肉の融合をテーマとして高級焼肉店を展開していました。
東京・神楽坂のほか神保町・淡路町・本郷・紀尾井町などに店舗網を拡大すると、茶寮・丼物・ハンバーグ店など新業態にも進出し、2017年時点で8店舗を経営していました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響による外食自粛で客足が急激に減少すると、店舗の閉店や新規サービスとして、肉のサブスクサービス、新ブランド「プロテインキッチン」を立ち上げ、豚肉や鶏肉などを使用した高タンパク・低カロリーの低価格弁当の販売を開始で生き残りを目指したものの、業績回復には至らず資金繰りが逼迫したため、事業継続を断念し自己破産申請に至ったようです。
所在地:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3-1