東北福祉大学鉄道交流ステーション 閉店なぜ?
宮城県仙台市の東北福祉大学「東北福祉大学鉄道交流ステーション」が、2022年3月末に閉館すると発表されました。
「東北福祉大学鉄道交流ステーション」は、新型コロナウィルスの感染拡大に伴って2020年4月から臨時休館中でしたが、2021年11月現在も臨時休館中です。
再開の時期にゆいては検討中ということです。
「東北福祉大学鉄道交流ステーション」は、2007年に開設されました。
東北の発展に貢献した鉄道の歴史を伝える文献や写真、模型を収蔵し、地域コミュニティーの拠点としての役割も担っていました。
「東北福祉大学鉄道交流ステーション」は、東北福祉大前駅に隣接する東北福祉大ステーションキャンパス館の3階部分にあります。
改札口に直結した玄関を入ってすぐの展示室と模型館「TFUスカイトレイン」があります。
2021年5月下旬、学内外の委員で構成するステーション運営会議の席上、大学側の意向が口頭でメンバーに伝えられたそうです。
大学側は学生の利用を念頭に改装する方針を示し、史料や鉄道模型など収蔵品を片付けるよう求めたそうです。
今後の活用については未定だそうです。
東北福祉大前駅は東北福祉大学が建設費を負担して建設が進められた請願駅で、キャンパス新築に合わせて2007年に開業しました。
周辺の開発許可に当たり仙台市などから地域との連携を深めるよう求められ、仙山圏の交流拠点としてステーションを開設しました。
他界した愛好家から大型鉄道模型「HOゲージ」200両超の寄贈を受け、2013年にはTFUスカイトレインを設けていました。
ステーション運営には市民団体「みちのく鉄道応援団」(仙台市)が協力してきたそうです。
愛好家らから『大学であれば必ず未来に受け継いでくれる』と期待され寄贈された史料でだそうです。
今後も史料の活用を大学に求めているそうです。
コロナ禍で、記念館の閉館が増えていますね。
東北福祉大学鉄道交流ステーション
所在地: 〒981-8523 宮城県仙台市青葉区国見1丁目19−1
アクセス: 東北福祉大前駅
偉業時間: 展示室 火曜日〜土曜日 10:00〜16:00
鉄道模型館 土曜日(展示室開館の期間内) 10:30〜16:00
定休日: 毎週日曜日・月曜日、祝日
※新型コロナウィルス感染拡大に伴って臨時休館が続いています。
再開の時期は検討中ということです。