映画館「渋谷TOEI」閉店なぜ?
69年の歴史に幕
2022年10月19日、映画配給会社の東映は、東京・渋谷にある直営劇場「渋谷TOEI(1)・渋谷TOEI(2)」を2022年12月4日の営業をもって閉店すると発表しました。
東映の直営劇場第1号として開業して以来、69年の歴史に幕を下ろします。
渋谷駅から一番近く、渋谷宮益坂下の交差点北西角に建つ商業ビル「渋谷東映プラザ」の7階・9階にあります。
1953年11月18日に「渋谷東映」「渋谷東映地下」として新築開業しました。
1963年9月1日より「渋谷東映地下」を「渋谷東映パラス」に改称。
1966年7月1日「渋谷東映パラス」を「渋谷松竹」に改称して東映経営下で松竹邦画系番組を上映していた時期もありました。
1990年9月14日に再開発のため一時閉館。
1993年2月20日、渋谷東映プラザが開業し、7階に「渋谷東映」(邦画系)、9階に「渋谷エルミタージュ」(洋画系)が入居し再オープン。
2004年10月15日より館名を「渋谷TOEI(1)・(2)」に改称。
2022年12月4日、69年の歴史に幕を下ろします。
閉店は、時代の流れで渋谷の地において映画館、単館系は特に苦戦を強いられてきた10年だったそうです。
閉館は経営方針による決定だそうです。
渋谷TOEI
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目24-12 TOEIプラザビル
アクセス:JR渋谷駅東口