歯科クリニック経営 (医)幸歯ノ会 倒産




 

 

歯科クリニック経営 (医)幸歯ノ会 倒産

 

東京都にある(医)幸歯ノ会は、2022年9月30日事業を停止し、神戸地裁への破産申請を弁護士に一任しました。

 

負債総額は9億447万円(2021年8月期決算時点)。

 

(医)幸歯ノ会

 

秋田県大仙市内で歯科クリニックとして個人創業。

2010年3月に(医)鳳珠会の商号で法人化しました。

「できるだけ抜かない、削らない、痛くない、歯を残す」治療をモットーとして「みちのく政宗デンタルクリニック」などの名称で秋田県や宮城県内、関西地区、東京都内などに歯科クリニックを開業していました。

 

一時は全国に13カ所のクリニックを有していましたが、事業拡大の一方で開院費用の負担などから採算は低迷、近年は赤字決算が続き債務超過に陥っていました。

 

こうしたなか、2020年8月に創業者が理事長を辞任。

その後、複数回、理事が辞任し、2021年12月に現理事長が就任しました。

2022年3月31日には(医)幸歯ノ会に変更しました。

2022年4月1日付で、東京都港区へ移転。

2022年9月30日、事業を停止し、神戸地裁への破産申請を弁護士に一任。