福岡市天神地区の商業施設の閉店ラッシュなぜ?
福岡県福岡市の天神地区にある商業施設が相次いで閉店しています。
閉店の理由は、福岡県福岡市の天神地区の再開発です。
福岡県福岡市では、福岡市の中核エリアである天神と博多で「100年に1度」と言われる再開発プロジェクトが行われています。
天神地区で行われているのは、「天神ビッグバン」
「天神ビッグバン」で福岡市天神地区が生まれ変わる!?
「天神ビッグバン」は、2015年から福岡市が主導して実施している、福岡市中央区天神エリアにおける都市再開発誘導事業です。
福岡市天神地区では、アジアの拠点都市としての役割・機能を高め、新たな空間と雇用を創出するプロジェクト”天神ビッグバン”を推進しています。
航空法高さ制限の特例承認や福岡市独自の容積率緩和制度などを組み合わせ、ソフト・ハード両面にわたる施策を一体的に推進することで、民間活力を最大限に引き出しながら耐震性の高い先進的なビルへの建替えを促進するとともに、快適でぬくもりのある公共空間の創出など、安全安心で、未来に誇れる、魅力的で質の高いまちづくりに取り組んでいるようです。
目標は、2015年から2024年の10年間で、30棟のビルの建て替えを誘導し、新たな空間と雇用を創出する目的で実施されています。
それにより延床面積で従来比約1.7倍、雇用者同約2.4倍、建設投資額2900億円、経済波及効果8500億円としています。
2022年5月時点で、竣工棟数は50棟、建築確認申請数は59棟となっています。
目標に掲げられている30棟の2倍近く、建て替えとなっているのですね。
2026年までの完成が条件ですが、2027年以降に建て替えられる予定の福岡パルコの建て替えは、例外が適用されるようです。
複数街区にまたがる場合などは例外となるようです。
どのように変わるのか楽しみですね。
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