福島「丸峰観光ホテル」倒産なぜ?
福島県会津若松市にあるホテル経営の「株式会社丸峰観光ホテル」は、2023年2月28日付で福島地方裁判所会津若松支部へ民事再生法の適用を申請をし、保全処分の決定を受けたことが明らかになりました。
負債総額は約20億7000万円の見通しです。
株式会社丸峰観光ホテル
1965年に創業。
芦ノ牧温泉にて「丸峰」の屋号で温泉旅館を経営し、本館・別館・離れの3棟からなる、当地では最大規模の宿泊施設の一つとして知られていました。
しかし、景気低迷による客足の落ち込みや、設備投資による借入金の負担に加え、東日本大震災の原発事故による風評被害や、近年は新型コロナウイルス感染症の影響による売上の減少で資金繰りが逼迫したため、自力での再建を断念し民事再生法の適用の申請に至ったようです。
なお、これまでと変わりなく、今後も事業は継続させるそうです。
営業を続けながら、一日も早い再建を、監督委員の指導の元、目指していくそうです。
所在地:〒969-5147 福島県会津若松市大戸町大字芦ノ牧字下夕平1128
アクセス:会津若松ICから 国道118号線経由 約35分