立川高島屋ショッピングセンター 閉店なぜ?
東京都立川市にある高島屋グループの東神開発が運営する「立川高島屋ショッピングセンター(立川高島屋 S.C.)」の「百貨店区画」(地下1階・1階・2階の一部・3階)が、2023年1月31日に閉店しました。
営業終了後の百貨店区画には、新たな専門店を導入し、高島屋グループが運営する立川高島屋ショッピングセンターとして23年秋にリニューアルする予定です。
なお、立川高島屋ショッピングセンターは、2階、4階~9階のテナント(専門店)区画は2023年2月1日以降も引き続き営業を継続します。
全面閉館ではなく、一部フロアリニューアルとなります。
ただし、百貨店区画営業終了に伴い、タカシマヤ友の会会員への駐車サービスは、2023年1月31日をもって終了となり、タカシマヤプラチナデビットカード・タカシマヤカード《プレミアム》・タカシマヤカード<ゴールド>会員向けの駐車サービスは当面継続しますが、2023年9月以降はサービス内容を変更するようです。
立川高島屋は1970年、立川駅前にオープンし、1995年に北に数百メートル離れた現在の場所に移転しました。
地域のニーズに対応するため、2018年10月には、百貨店区画を縮小してカジュアルな品揃えの専門店を増やして立川高島屋SCとして改装しました。
引き続き営業を続ける専門店区画には、家具大手「ニトリ」や「ジュンク堂書店」、レストランなどの約50店舗があります。
立川高島屋によると、専門店を増やしたことで、客層は家族連れや若い人にも広がったそうですが、60歳以上のシニア層をターゲットにした百貨店区画には新しい客を取り込めなかったそうです。
特にコロナ禍で高齢者の多くが外出を自粛した影響も大きかったとみられます。
今秋には、全国の高島屋で初めて専門店のみの営業が始まります。
現時点では出店する店舗は決まっていないそうですが、近くの商業施設「グリーンスプリングス」につながる「サンサンロード」からも入りやすいように改装も行う予定だそうです。
立川高島屋ショッピングセンター
2023年1月31日閉店(地下1階・1階・2階の一部・3階)
所在地:〒190-0012 東京都立川市曙町2丁目39番3号
アクセス:立川北駅北口から徒歩約2分