米ファーストリパブリック銀行 倒産なぜ?~銀行史上2番目の規模




 

アメリカは、連邦政府の債務上限を議会が引き上げるか一時凍結しない限り、2023年6月1日までに財政資金が枯渇するというニュースも!

 

 

 

米のファーストリパブリック銀行 経営破綻

 

銀行史上2番目の規模

 

アメリカのカリフォルニア州に本拠を置く銀行業の「ファースト・リパブリック・バンク」は、2023年5月1日付で経営破綻したことが明らかになりました。

 

アメリカにおける銀行の経営破綻としては、2008年の貯蓄金融機関「ワシントン・ミューチュアル」に次ぐ史上2番目の規模です。

 

 

ファースト・リパブリック・バンク

 

1985年に設立。

富裕層向けサービスに力を入れ、カリフォルニア州やニューヨーク州・マサチューセッツ州・フロリダ州など11州93店舗を展開していました。

 

しかし、急激な利上げの影響に加え、2023年3月の「シリコンバレー銀行」や「シグネチャー銀行」の相次ぐ経営破綻で金融不安が表面化すると、同行の預金残高も急激に減少するなど単独での経営が困難な状況に陥ったため、連邦預金保険公社の管理下に置かれることになりました。

 

なお、同行の預金や資産などは、アメリカの銀行大手「JPモルガン・チェース」が買収することも併せて明らかにしました。

 

 

 

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