食品スーパー経営 (株)ツジトミ 倒産




 

 

食品スーパー経営 (株)ツジトミ 倒産

 

京都府八幡市にある食品スーパー経営の(株)ツジトミが、2022年11月29日に大阪地裁へ破産を申請し同日、破産開始決定を受けました。

 

負債総額は債権者583名に対して約12億1400万円(プリペイド型電子マネーを含む)

 

(株)ツジトミが運営する食品スーパー「ツジトミ」が、2022年10月1日業務を停止し、全店閉店していました。

 

スーパーツジトミ 全店閉店 なぜ?

 

高齢者の買い物難民問題やツジトミ独自のプリペイドカードに高額入金していた高齢者が多く、突然の閉店に困惑する人や怒る人が多かったようです。

閉店直前に、キャンペーンでプリペイドカードに入金させて使う間もなく閉店してしまったようです。

 

プリペイド型電子マネー購入者も債権者となります。

 

 




 

 

 

(株)ツジトミ

 

 

1980年1月創業。

食品スーパー「ツジトミ」の運営を手掛け、八幡本店のほか、淀店、京田辺店、交野店、サニータウン店など、京都府と大阪府を中心に店舗を展開していた。

 

地元密着の食品スーパーとして近隣住民を対象に営業基盤を築き、2012年12月期には売上高約38億円をあげていました。

 

しかし、同業他社による近隣への出店などから競争は激化の一途をたどりました。

 

2019年9月には八幡本店を閉鎖しました。

多額の債務を抱え、たびたび支払遅延が発生するなど資金面での不安を露呈するなか、コロナ禍による巣ごもり消費も一巡し、2022年10月1日で事業を停止していました。

 




 

 

 

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