2022年になって高級食パン専門店「乃がみ」が大量閉店中!?
「乃がみ」だけでなく、高級食パン専門店が大量閉店中!?
芸能人や有名人の御用達で知られる「乃が美」の閉店理由は?
高級「生」食パン専門店『乃が美』
2013年創業。
「トーストしなくても耳まで口溶けが良い」という食感が人気を集め、大ヒット!
2018年には100店舗を超え、売上は100億円を超えました。
創業6年8ヶ月で、全国47都道府県制覇、173店舗の出店を達成。
パン・オブ・ザ・イヤー 2016 食パン部門 金賞受賞
『Yahoo!検索大賞2017 食品部門賞』受賞!
『Yahoo!検索大賞2018 食品部門賞』受賞!
『Yahoo!検索大賞2019 食品部門賞』受賞!
Yahoo!検索大賞 食品部門賞 史上初の3年連続受賞
しかし、Yahoo!検索大賞2020 食品部門賞は、ねこの形の高級食パン専門店「ねこねこ食パン」に!
2019年、東京の投資ファンド「クレアシオン・キャピタル」から出資を受け入れる。
森野氏と阪上氏が保有する株の約半数を「クレアシオン・キャピタル」に譲渡。
その後、パンの売り上げに陰りが・・・!?
高級「生」食パン専門店『乃が美』閉店リスト
高級「生」食パン専門店『乃が美』閉店リストはこちら↓
高級「生」食パン専門店『乃が美』閉店理由は?
高級「生」食パン専門店『乃が美』のFC店「乃が美はなれ」を苦しめているのは、売り上げの10%のロイヤリティです。
売り上げが減っていく中、この10%のロイヤリティがFC店を苦しめています。
10%のロイヤリティを支払うと赤字になってしまうそうです。
このままでは自己破産するしかないというFCオーナーたち。
そこでFC店「はなれ」のオーナーたちは、乃が美の本部にロイヤリティ引き下げの交渉をしました。
しかし、本部からの返答は「本部の収入が下がると上場に差し支える」というものだったそうです。
2022年2月6日には、オーナーたちが「はなれの会」を発足し、要望書を提出したそうですが、ロイヤリティ分の資金が一度補填されただけで、ロイヤリティは変わらないそうです。
そんななか、高級「生」食パン専門店「乃が美」の加盟店(8店舗)を運営してきたMTKは、事業の継続が難しいと判断し、2022年6月30日に5店舗を閉店、2022年7月10日に残りの3店舗を閉店しました。
「乃が美」加盟店を卒業することで、今後は新しい食パンをコンセプトにした「白食ぱん花水木」をオープンさせています。
くわしくはこちら↓
創業メンバーが次々と退社
前社長・阪上雄司氏が2022年3月31日に退社。
その後、パンの開発をした創業メンバーが次々と退社したそうです。
現社長は、阪上雄司氏とともに創業した野上博之副社長が社長に就任しているそうです。
前社長・阪上雄司氏は、老人ホームに慰問活動に行ったとき、笑うことと食べることが楽しみな老人たちが、パンを残している理由をヒントに「乃が美」のパンを開発したそうです。
「単なる“火付け役”では終わらせない。100年愛される食パンをめざして 」と言っていた阪上雄司氏。
高級「生」食パン専門店「乃が美」を卒業したという阪上雄司氏は、株式会社SHI-MIZUからお芋スイーツ専門店「高級芋菓子しみず」事業を、2022年6月1日(水)付で譲渡され、株式会社起源ホールディングスの代表取締役社長になっています。
これから高級「生」食パン専門店「乃が美」はどうなっていくのでしょう?
関連記事
「乃が美」を独立して「白食パン花水木」をオープンから2か月で閉店していた!?