(株)レナウン 破産開始決定 118年の歴史に幕




(株)レナウン 民事再生手続き廃止決定を受け、破産手続き

 

 ㈱レナウンは、2020年10月30日に東京地裁から民事再生手続き廃止決定を受け、破産手続きに移行していました。

  ㈱レナウンは、2020年11月27日、東京地裁から破産開始決定を受けました。

 民事再生時点で負債総額は138億7900万円。

 

 ㈱レナウンは、1902年創業の老舗企業で、名門アパレルとして高い知名度を誇っていました。

 1960年代より、レディースアパレルとして人気を博し、世界的な企業にまで成長しました。

 しかし、安価な海外ブランドの流入などの競合激化から業績が下降していきました。

 

 2010年以降は中国の繊維大手の山東如意科技集団有限公司が第三者割当による新株発行で筆頭株主となり、山東如意グループ入りしていました。

 

 

 2019年に入ると、消費増税や暖冬の影響で業績がさらに悪化しました。

 また、山東如意グループの香港企業に対する売掛金の回収難が発生したほか、2020年は暖冬と新型コロナウイルスの影響で販売が急減し、2020年5月15日、子会社から民事再生法の適用を申し立てられていました。

 

 ㈱レナウンは、再建を目指していましたが、スポンサー選定が難航しました。

 

 そのため当社は清算する方向にシフトし、ブランドや事業の譲渡を進め、譲渡対象外の店舗や売場の閉鎖が完了したため、破産開始決定となりました。

 

 

譲渡先

 

 

 「D’URBAN(ダーバン)」や「SIMPLE LIFE(シンプルライフ)」など基幹ブランドは小泉アパレル(株)など小泉グループに。

 

 肌着や靴下の製造販売の子会社を肌着大手のアツギ(株)に。

 

 ファミリーセール事業をシーアイ・ショッピング・サービス(株)に。

 

 従業員などの保険契約を銀泉(株)に。

 

 

 

 

 

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