滋賀県初の新型コロナウィルス関連倒産
滋賀県にある(株)ロイヤルオークリゾートは、2020年4月28日に事業を停止し、自己破産を申請しました。
(株)ロイヤルオークリゾートは、1990年にびわ湖湖畔に開業したアーバンリゾートホテルを運営母体がバブル崩壊の影響で経営破綻したため、経営権を取得して、2003年7月にホテル事業を再開しました。
2006年に「ロイヤルオークホテルスパ&ガーデンズ」としてリニューアルオープンしました。
客室数167室、7つのレストラン&バーを備え、西日本最大級のスパも有し、地元での知名度は高く、ブライダルサービスも人気を博していました。
リーマン・ショック後の景気回復に加え、海外観光客などインバウンド効果もあって売上げを伸ばしていました。
しかし、その後は隣接する京都に大手資本ホテルが相次いで開業するなど競争が激化しました。
公共交通でのアクセスに難を抱えた立地も重なり、インバウンドの集客に苦戦して業績は悪化していました。
こうしたなか、「新型コロナウイルス」感染拡大に伴いホテル利用客が落ち込み、今回の自己破産となりました。
twitterでも話題いなっています。
ロイヤルオークホテルスパ&ガーデンズが事業を停止してしまいました。
— ひらりん (@ky_Smile103) April 30, 2020
私にとっては癒しのホテルで、ストレスがたまり始め気持ちが浮上しない時に、予約を取り部屋から琵琶湖を眺めながら心をほぐす場所でした。
残念でなりません😂 pic.twitter.com/Lljr66nGJe