152年の歴史に幕 「歌舞伎座前の弁当屋」の(株)木挽町辨松が廃業




東京・東銀座で「歌舞伎座前の弁当屋」として有名だった弁当製造、(株)木挽町辨松(こびきちょうべんまつ)が、2020年4月20日に152年の歴史に幕をおろしました。

歌舞伎座や新橋演舞場などの役者さんや観劇用弁当として愛され続け、一時は歌舞伎座前の本店のほか、中目黒店など7店舗を展開していたそうです。

猪飼信夫社長は、「(出店していた)東急東横店が3月末に閉店し、新店舗への移転も考えたが投資負担が重く、去年の夏ごろから廃業を考えていた」と語っておられました。

廃業を惜しんだ関係者が「木挽町辨松」の暖簾を守るため、譲渡先探しに動いたそうです。

「良いところまで進んだが、新型コロナの影響で譲渡が難しくなり、これで廃業を決断した」と猪飼社長は寂し気な顔で語っていました。

歌舞伎座前の本店も新型コロナ感染拡大の影響が直撃し、「歌舞伎座や新橋演舞場の休演で売上が落ち込んだ」(猪飼社長)。

廃業決断には、いくつもの要因が重なったそうです。

東急東横店の閉店に加え、端午の節句や成人式などの節目に利用してくれたお客も減っていた。

さらに、設備の老朽化や後継者難もあった。

そこに新型コロナがとどめを刺したということです。

廃業後、歌舞伎座に向かって一礼をされていたのが印象的です。

新型コロナウィルスの影響で、老舗店の倒産や廃業が増えてきています。

残念ですね。

歌舞伎座に限らず、大相撲、甲子園、野球などいは、いろんなお店などが関連しているので、こういうケースも増えてくるかもしれませんね。