スーパーの閉店情報が増えています。
最近は、JA系のスーパーの閉店情報も増えてきましたね。
鳥取県では、「トスク」全店の発表があったばかりです。
JA鳥取中央 Aコープ県中部 全店閉店 なぜ?
JA鳥取中央管内の県中部に所有するスーパー「Aコープ」全4店舗が、2023年度中に閉店することが2023年2月14日、分かりました。
閉店理由は、経営状況の悪化で赤字が拡大する一方、多額の設備投資が必要となったためです。
JA鳥取中央によると、4店舗のうち2店舗は鳥取県内のスーパーが出店するめどが付き、閉店による利用者への影響を最小限に抑える方針だそうです。
残りの2店舗についても交渉中だそうです。
Aコープは、JA合併時の1998年に最大12店を展開したものの、組合員の高齢化や県外資本スーパーの進出で客数が減少し、店舗を相次いで閉鎖となっています。
経営改善を図り、2020年から統括団体のAコープ西日本に運営を移管していましたが、2022年度は1億円以上の赤字見込みとなっていました。
JA鳥取中央は、地元小売業に出店を打診するなど代替策を協議。
これとは別に、移動手段を持たない住民の生活基盤維持を図るため、食品配達の鳥取県生活協同組合(生協)にAコープの空き店舗や同JAの遊休施設を拠点として提供し、生協組合員への登録を同JAがあっせんする内容の連携協定を近く結ぶ予定だそうです。
2023年2月になって、JA鳥取いなばグループのスーパー「トスク」の9店全店が、2023年度中に閉店というニュースがあったばかりでのAコープ全店閉店の発表です。
鳥取県では、不安が広がっているようです。
閉店の4店舗中2店舗が、鳥取県内のスーパーが出店するそうなのでよかったですね。
JA鳥取中央 Aコープ県中部 全店閉店
全国Aコープ協同機構加盟企業の株式会社 Aコープ西日本は、広島県・岡山県・島根県・愛媛県・鳥取県が営業エリアです。
株式会社Aコープ西日本は、2020年2月1日、JA鳥取中央4店舗事業移管受入(せきがね店、下北条店、トピア店、赤碕店)しました。
Aコープせきがね店
2023年度中閉店
所在地:〒682-0411 鳥取県倉吉市関金町関金宿263-1
Aコープ下北条店
2023年度中閉店
所在地:〒689-2114 鳥取県東伯郡北栄町北尾517-8
Aコープ赤碕店
2023年8~9月閉店
所在地:〒689-2501 鳥取県東伯郡琴浦町赤碕1112-1
Aコープトピア店
2024年3月閉店
所在地:〒689-2303 鳥取県東伯郡琴浦町徳万558-1
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