LCCのエアアジア・ジャパン(株) 倒産




新型コロナで初の航空会社破たん

 

  愛知県にあるLCCの「エアジア・ジャパン㈱」が、2020年11月17日、破産を申請し、保全管理命令を受けました。

 

 負債総額217億円。

 新型コロナウイルス関連破たん(11月17日19時現在723件)では、(株)ホワイト・ベアーファミリー(旅行業、負債約278億円)に次ぐ2番目の規模となりました。

 2011年11月、当時の全日本空輸(株)(現:ANAホールディングス(株))と、マレーシアのエアアジアの共同出資で設立されました。

 

 しかし、経営不振から抜け出せず、全日本空輸との提携を解消となりました。

 

 改めて、エアアジアが日本再進出を計画し、楽天(株)や(株)ノエビアホールディングス、(株)アルペンなどの出資を得て、2014年3月にエアジア・ジャパン㈱が設立され、再出発しました。

 

 当初、中部国際空港-新千歳空港便を就航し、その後、国際線の中部国際空港-台湾桃園国際空港便、国内では中部国際空港-仙台国際空港便を就航していました。

 

 ところが、2020年に入り、新型コロナ感染拡大で4月から全便が運休に追い込まれ、8月に新規就航の福岡空港便など一部国内線運行を再開しましたが、需要は回復せず、10月1日から10月24日までの全便運休を発表しました。

 

 この間、売上の落ち込みや払い戻し費用などが嵩み、資金的に苦しい状況が続いて10月5日、事業を停止すると発表しました。

 同日、国土交通省に12月5日をもって全線を廃止することを届け出ていました。

 

 エアアジア・ジャパンによると、「現在の財務状態から払い戻し未了のチケットに対する返金を行える見通しは立っていない」そうです。

 

 新型コロナウィルスの影響をいちばん受けているのは航空会社かもしれませんね。

 

 大手航空会社も、職員を関連会社のサービス業などに出向というニュースがでています。

 

 これから年末年始の移動が多くなる時期に、再び新型コロナウィルスの感染拡大で移動を控える動きになりそうです。

 

 特に、LCCは満席に近い状態でないと経営していけないんでしょうね。

 

 これから、航空会社の破たんもでてくるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

航空券払い戻しで泣き寝入り?

 

 経営破たんした「エアアジア・ジャパン」など外資系航空会社を中心に「返金されない」など航空券の払い戻しを巡る相談が4月以降、全国の消費者センターに1,000件以上寄せられていることが、11月20日にわかりました。

 

 航空会社が経営破たんした際に返金を保証する消費者保護の制度はなく、客は泣き寝入りを迫られる恐れがあるそうです。

 

 国土交通省にも1,000件を超える相談が殺到しているそうです。

 

 国内線は最大で1年前から予約が可能です。

 

 新型コロナウィルスの影響で欠航が本格化する前に代金を支払った客が多くいたとみられているようです。

 

 早期に予約すると割引額が大きかったりしますが、こんなリスクもあるのですね。

 

 新型コロナウィルスの感染の第3波がといわれていますが、これから年末にかけて飛行機を使う予定の人も多いかもしれませんが、飛行機に限らず、いろんなところで同じような問題がでてくるかもしれませんね。

 

 GOTOトラベルが問題になっていますが、突然なくなった場合、どうなるんでしょうか?

 

 

 

 

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